


- 2020年4月30日
- オンライン結婚式をしてはいけない3つの理由
オンライン結婚式をしていはいけない3つ理由とは下記の通りです。
- ①「今だけの一時的なことでしかないから」
- ②「結婚式の意味を成していないから」
- ③「参加するゲストの気持ちを考えよう」
2020年4月に新型コロナウィルス感染症により、緊急事態宣言が出されが外出自粛により注目されたのが「オンライン結婚式」
オンライン結婚式を行うべきかどうかを考えているカップルに読んで頂きたい内容となっております。
目次
オンライン結婚式をしてはいけない3つの理由
今だけの一時的なことでしかないから
1つめの理由としては「今だけの一時的なことでしかないから」です。
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、結婚式のように多くの人が集まるイベントは自粛のムードが高まっているための代わりのアイデアとして「オンライン結婚式」という言葉がテレビなどのメディアで出てきました。
「オンライン結婚式」とはパソコンやスマホなどを使用して、テレビ電話やテレビ会議のように離れた場所にいながら結婚式に参加してもらうというもの。
飲み会ができないのでテレビ会議システム「Zoom」を使っての「Zoom飲み会」の結婚式バージョンという感じである。
今後、コロナウィルスが収束して通常の生活に戻ったとしても、当たり前のように友人と集まれる状況も「Zoom飲み会」はするでしょうか?
実際に会って飲みたいですよね?
結婚式も同じで、家族・親族・友人が集まってくれる状態なら会って祝ってほしくと思いませんか?
結婚式のスタイルには、その年代ごとに流行がありますが、オンライン結婚式は極めて短期間の流行と言えるでしょう。
結婚式の意味を成していないから
2つ目の理由は「結婚式の意味を成していないから」
結婚式の意味って何でしょうか?
綺麗なドレスを着るため?
いっぱい写真を撮るため?
永遠の愛を誓うため?
もちろん上記も結婚式の大事なことではありますが、私が思う結婚式の意味は違います。
一番な結婚式の意味は「感謝を伝えること」だと思っています。
誰に?
例えば、ご両親やご家族です。
日頃はどうしても伝えられない感謝の想いを伝えることができるのが結婚式と披露宴(パーティ)です。
具体的にはどのように伝えることができるのか?
手紙や言葉で伝えることも、もちろん伝える手段の一つですが下記のようなことも感謝の想いを伝える手段になります。
「ドレス姿を見てもらうこと」
「お父さんとバージンロードを歩くこと」
「楽しそうなところを見せること」
「相手(新郎なら新婦、新婦なら新郎)のことや家族や友人を知ってもらうこと」
「友人や会社の同僚と楽しそうにしている様子」
「花束贈呈」
などなど。。。。
親にとっては、生まれた時から幼少期などに子供がいつか結婚するときのことを少なからず考えるものです。
楽しみにしている子供の結婚式が「オンライン結婚式」となってご両親やご家族の心境はどうでしょうか?
おじいちゃんやおばあちゃんあちゃんも楽しんでもらえるでしょうか?
主役は、新郎新婦であることには違いはありませんが、「結婚式はご両親やご家族のためにやる」という考え方は大切です。
私も昔は結婚は二人のことと思っていましたが、想像以上に「家族同士のつながり」があることに気づきました。
子供が生まれてからは、オムツやおもちゃを買ってもらい、子守りをお願いする時もある。
小学校入学の際にはランドセルを買ってもらったり子供たちの成長にも大きな役割をしてくれます。
子どもたちにとっても、おじいちゃんやおばあちゃんは大切な存在です。
二人だけで、生きていくのは難しく助け合いがとてもありがたく感じるようになります。
今はそこまでイメージはできないかもしれませんが、10年後、20年後に「感謝を伝える結婚式に良かった」ということを時間する日が必ずくることかと思います。
参加するゲストの気持ちを考えよう
3つ目は参加するゲスト(友人や会社の同僚など)の気持ちです。
あなたがオンライン結婚式に参加してほしいという友人だとします。どうですか?
・・・?
「どうって別に、いいんじゃないですか?」
「本人たちが決めたことだから」
くらいの感じかと思います。
でも普通の結婚式の場合はおめでとうの気持ちのあとに
「楽しみ」って思うのではないでしょうか?
新郎新婦に会える楽しみ
懐かしい友人にも会える楽しみ
おいしい料理が食べられる楽しみ
オシャレして素敵な結婚式場に行ける楽しみ
いっぱい楽しみがあるものです。
オンライン結婚式には楽しみの要素が少なく、終わったあとに楽しかったという満足度を上げるにはかなりアイデアが必要かもしれません。
写真で伝わる結婚式の意味がわかるシーン
家族に対して
お父さんお母さんの席札の裏にメッセージ
新郎新婦が色直し中などで会場にいない時に両親はゲストにビールを注ぎにまわる。
親は知らない子供の仕事ぶりなどを知る機会になるでしょう。
嬉しくてずっと泣いているお父さんもいます
お母さんにはベールダウンセレモニー 「子育てに幕を下ろす」という意味がある
新郎新婦から両親に読む手紙はストレートに感謝を伝えられる
両親へのプレゼントは定番の花束や趣味や好きな物など。
新郎新婦が生まれた時の体重になっているクマのぬいぐるみ「ウェイトベア」などがある。
友人に対して
新郎新婦が入場前でも、友人と集まれて楽しい
参加型の演出や会場の雰囲気も楽しみの1つ
ケーキ入刀などの演出はゲストがいるからこそ盛り上がる
友人からの手紙やスピーチはとても嬉しい
新郎と新婦にとっても最高の日になるはず
結婚は一つの節目。感動が込み上げてくる。
お母さんとピアノ演奏。一生の想い出になる。
皆と集まれるのは最高に楽しい!!
では、どうするのが一番良いのか?
考えるべきこと
- 1.まずは自分たちのしたいことや希望をリストアップしてみる
- 2.両親や家族の希望を考えたり聞いてみたりする
- 3.費用面などで無理はしていないか考えてみる
主役は新郎新婦なのでまずは二人でリストアップしてみて相談してみましょう。
二人の間で意見や異なる場合はできるだけ新婦の意見を尊重しよう。(その方が上手くいく場合が多い)
具体的に話が進む前に両親の意見も聞いておこう。
海外挙式の場合は、家族が飛行機が苦手とか、持病があるため渡航ができない場合などがある。
国内挙式では、予定している会場がお父さんの取引先などで繋がりがあって思わぬ特典を手にする場合もある。
結婚式に向けての準備は進行状況を定期的に家族に相談すると、安心されるのでオススメです。
実施するべき時期
新郎新婦が仕事の都合などでまずは日程を決めていきます。
確定してしまうと、家族にとって都合の悪い時期であったりするので時期に関しては特に相談した方がよいでしょう。
実際の事例として、ハワイでの挙式が決まって打ち合わせを進めている時に弟が大事な資格の試験日と重なっていたことを知り残念ながら弟が参加できなかったというのがありました。
家族で自分だけ参加できないのは寂しいですよね。ぜひ兄弟や姉妹にも確認してみましょう。
季節や気候で選ぶ方法もあります。
4月5月は新緑の季節で春はスタートの時期。気候も安定しています。
6月は日本は梅雨で避ける方もいますがハワイでは乾季に入るので人気です。
秋シーズンは気温や服装、料理の食材も豊富なので9月~11月は一番人気のシーズンです。
新郎新婦にとっては、子宝も授かるというダブルでめでたいということも珍しくありません。
嬉しいことではありますが、妊娠中に結婚式をするか産んでからするかという選択も必要になります。
海外挙式の場合は、長時間のフライトが心配であったり、万が一のことを考えて控えることが多いです。
逆に国内挙式の場合は、安定期に入ってから産む前やお腹が大きくなり過ぎる前に結婚式をしたいという場合もよくあります。
結婚式の内容やそれぞれのご家族の事情によって時期も違ってきます。
しかしながら半年、1年、2年ずらしたとしても幸せな人生にそれほど大きな影響はありません。
「今しかできない」から仕方なくオンライン結婚式というのではなく、時期に関しても冷静に考えてみましょう。
結婚式をする場所
新型コロナウィルスでは、三密(さんみつ)【密閉・密集・密接】を避けるように言われております。
オンライン結婚式では三密を防ぐことはできますが、結婚式の楽しみの多くをなくしてしまうことになります。
オンライン結婚式ではなく、式場で行うとすればどこで行うのが良いのか?
新型コロナウィルスが収束したとしても、しばらくは三蜜を気にする人は多いと思います。
マスクや消毒、手洗いなどの意識も皆さん変わってきたと思います。
結婚式でも、狭い会場に大勢のゲストを呼んで行うスタイルはおそらく2020年内は抵抗がでると思います。
少人数に絞って行うか、アウトドアウェディングや海外挙式など開放的なところを選ばれる方も増えてくることでしょう。
実際に、緊急事態宣言中ですが、ハワイ挙式や琵琶湖で行うアウトドアBBQウェディングの問い合わせは私のところにもきている状況です。
会場もゲスト目線で、安心・安全なイメージのところがゲストに喜ばれていくことでしょう。
【↓開放的な結婚式の例↓】
まとめ
オンライン結婚式に関してお伝えしてきましたが、オンライン結婚式をされた方やこれからされようとしている方を否定している訳ではございません。
今後の検討に参考にして頂ければと嬉しいです。どうしても今しかできないという事情の方や色々考えた上で自分たちにはオンライン結婚式が向いていると判断された場合も、それはそれで素晴らしいことです。結婚式はゴールではなく、夫婦生活と両家との繋がりのスタートです。良いスタートが迎えられることを応援しております。
結婚式の関してのご相談は、国内・海外(ハワイ・ダナン・フーコック島・セブ島)の両方を取り扱っておりますので下記よりご連絡ください。
最後までお読み頂きましてありがとうございました☆
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