~【仏前式】がオススメな理由~
皆さんは『仏前式』と聞いてどのようなものか想像ができますでしょうか?
結婚式と言えばチャペルや教会でウェディングドレスを着てバージンロードを歩くキリスト教式をイメージされる方が多いと思います。 また、牧師ではなく司会者が進行を行うのが『人前式』
神社やホテル内にある神殿にて、神主さんによって進行されて『三献の儀 さんこんのぎ』いわゆる(三々九度)で御神酒を交互に飲み交わすなどの儀式を行うのが【神前式】
ここまでは見たり聞いたりした方もおられるかと思います。
では【仏前式って何??】
お坊さんやお寺関係者しかできないのではないの?
いえ、どなたでも仏前式を行うことが可能です!
大阪府太子町にある【西方院(さいほういん)】に行って参りました。
西方院:聖徳太子の死後に、その乳母であった月益姫、日益姫、玉照姫
(それぞれ蘇我馬子、小野妹子、物部守屋の娘とされる)の3人が、剃髪して仏門に入り
墓前にお堂を建立して、太子の冥福を祈ったのが寺の始まりと伝えられます。
寺の南側の墓地内には、この三尼公の御廟と伝えられる3基の石塔が残されています。
本尊は、聖徳太子作と伝える阿弥陀如来と恵心僧都作と伝える十一面観音菩薩像。(太子町ホームページより)
こちらのお寺は約1400年の歴史があります。
私もこの前の道は何度も通ったことがあるのですが、車と停めて
立ち寄ったのは初めてでした。
まずはロケーションが最高です。
撮影にとっても良いロケーション
こちらでの仏前式を行いたいというお客様と一緒に院主さんのお話しを伺ってきました。
『寺はかつては地域のコミュニティの場でした。揉め事を解決するため、相談するため
子供が勉強をしたり、気を休めたり。今は時代は違えど寺本来の役割に少しでも戻していきたい』
そう語る院主さんは良いお人柄が話しているだけでも感じられました。
こちらの西方院は長い歴史の中で結婚式をされたのは、こちらの院主さんと
その弟さんだけで一般の方が結婚式をされるのは初めてとのこと。
ですが、させて頂けることは何なりと!と快く受け入れていただけました。
(この日も寺ヨガというのがありお寺を開放されておりました)
中はとても広く、結婚式当日に新郎新婦がお支度されるお部屋や
ご親族様が待機されるお部屋などもあり快適に過ごせるようになっております。
結婚式というと控室やヘアメイクを行うブライズルームなど
あれもこれも料金がかかるが当たり前になっておりますので
新郎新婦に代わって恐る恐る聞いてみました。。。
私:『挙式にかかる冥加金(費用)や控室の利用料は。。。?』
院主:『全く気にされないでください。お気持ち程度で結構です。
普段はヨガなどでの利用も無料で開放しております!』
これって本当にすごいことですよね!
これはどのお寺でもってことではなく、結婚式が多いお寺では
ホームページ等では結婚式の料金(冥加金)の掲載をしているところもありますが
ご縁や心を大事にされているのが伝わってきました。
もし結婚式をしようか悩んだり、費用面でも抑えていきたい方には
仏前式という選択肢もありかと思います。
お寺は受け入れてくれると思います。
衣裳に関しては、雰囲気からすると
和装(白無垢や色打掛)の他にも振袖もいいと思います!
振袖なら成人式が着たものがあれば持ち込んで頂くと費用もかかりませんし!
でもウェディングドレスが着たかった~
という方でもご安心ください。
仏前式はウェディングドレスとタキシードでされる方もおられます。
式の内容はというと
難しい漢字で書かれた進行が多いのですが
メインの儀式をしては【行華(あんげ)】というものがあります。
これはお釈迦様の前世のロマンティックな話に由来するもので
新郎は5本、新婦は2本の花を仏さまにささげて結婚の証とします。
(詳しくは→こちら)
また数珠の交換を行う儀式は仏前式の場合お祝い事なので【寿珠の交換】と書きます。
とても縁起が良さそうですね☆
仏前式が無事に結びましたらご家族やご親族様と集合写真やお二人の記念撮影を行います。
仏前式や神社挙式の場合、その後に会食や披露宴をされる場合は
お近くの料亭・割烹などで懐石料理をお召し上がられるのが良いと思います。
太子町にも素敵なところ見つけました!
少人数でお考えの方や教会やチャペルなどに違和感がある方
ご縁や心を大事にしたい方には【仏前式】はとてもオススメです!
式だけのご手配や衣裳レンタル・ヘアメイクの手配でお悩みでしたら
お気軽にご相談ください。
仏前式も【神社婚+】のプランがそのままご利用頂けます。
【筆者のプロフィール】
ワンエイトプランニング 代表:Masa(マサ)
【経歴】 高校卒業後アメリカへ語学留学(今も日常英会話程度はOK!) 帰国後神戸でホテルマンとして勤務 映画会社などの経験を得て ブライダル写真会社へ就職 マネージャー就任 フォトグラファーとして撮影を始める 2013年フリーランスとして独立開業 フォトグラファー兼ウェディングプランナーとしてこれまで500組以上の結婚式撮影と200組以上のプロデュースを担当 Masa(マサ)の詳しいプロフィールはこちら>
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