2022.05.06

結婚式の招待状を送るのはいつ?準備するものや発送の流れについて解説

結婚式にゲストを招くためには、招待状の送付が必要です。
しかし招待状はいつ送れば良いのか、何を同封すべきなのか気になりますよね。
この記事では、結婚式の招待状を送付する際に困らないよう、送付時期や同封するものなどについて解説します。

結婚式の招待状を送る時期は基本的には結婚式の2~3カ月前

なぜ結婚式の招待状を送るのは結婚式の2~3カ月前が好ましいのかというと、遅すぎるとゲストの予定が埋まってしまいますし、逆に早すぎるとゲストの予定がはっきりしないためです。
そのため、招待状を送る時期は遅すぎず早すぎずにしましょう。

また、結婚式の出欠の返信ハガキの期日は、結婚式の1カ月までに設定するのがベストです。
なぜなら1カ月前に返信ハガキを送ってもらうようにすれば、欠席者が出ても配席や会場のセッティングに影響がでないためです。
そのため、会場が用意する料理などの最終人数決定の時期を確認して報告を忘れないようにしましょう。

上司や目上の人には手渡しが好ましい?

上司や目上の方に結婚式の招待状を渡す場合は、直接手渡しした方がより丁寧です。
しかし都合が合わなかったり、遠方に住んでいて直接会ったりするのが難しい場合は、郵送でも特に問題ありません。
招待状は、手渡しの場合でも郵送の場合でも、事前に連絡を入れるようにしましょう。

結婚式の招待状に同封するもの

結婚式の招待状は、自分たちで用意する必要があるため、中身に不備がないようにしなければなりません。
結婚式の招待状に同封するものは、次のとおりです。

✅本状
✅式場までのアクセス地図
✅付箋
✅返信用ハガキ
✅ 封筒

では、それぞれについて確認していきましょう。

本状

本状は、結婚式の日時や場所、差出人の名前や返信用ハガキの期日が書かれたものです。
差出人の名前は、自分たちの名前だけで出すケースと、親との連名にするケースがあります。

式場までのアクセス地図

ゲストが式場まで迷わずに来られるよう、アクセス地図を同封しましょう。
公共の交通機関で来る場合と、車で来る場合両方に対応できるようにしておくと親切です。
中には、式場までのアクセス地図を用意してくれる結婚式場やホテルもあります。

付箋

付箋は、特別な役割を当日にお願いしたい用の招待状に同封します。
たとえば主賓挨拶や乾杯、スピーチなどの役割です。
ただしこれらの役割をいきなり付箋にてお願いするのは、相手に驚かれる可能性があるため、あらかじめ了承を得ておきましょう。

返信用ハガキ

返信用ハガキには、62円の慶事用切手を貼ります。

封筒

封筒のサイズは、本状の雰囲気やサイズに合わせたものにしましょう。
黒やグレーなどの暗い色は、結婚式には適さないため、避けた方が良いです。
また、封筒にも返信用ハガキと同じく、慶事用切手を貼ります。

結婚式の招待状の準備から発送の流れ

結婚式の招待状の準備から発想の流れは、下記のとおりです。

1. 招待客のリストアップ
2. 招待状のデザイン
3. 印刷・発送の用意
4. 発送

では、それぞれについて解説します。

1.招待客のリストアップ

まずは、誰をゲストとして招くのかリストアップしましょう。
結婚式に呼べる人数には限りがあるため、まずは結婚式に呼びたい人をザっとピックアップし、そこから絞り込んでいきます。

誰を結婚式に呼ぶか決まったら、送り先の住所を集めます。
メールやSNSで結婚式の日程などについて伝え、その際に住所を聞きましょう。
また、相手の名前の漢字表記(旧字体か新字体か)も確認しておきます。

2.招待状のデザイン

招待状のデザインは、結婚式場であらかじめ用意されている場合もありますが、もし自分たちでデザインする場合はパートナーと話し合って決めましょう。
招待状のデザインのポイントは、結婚式のコンセプトに合わせたものにすることです。
デザインが決まったら、手作りあるいは業者に依頼して作成しましょう。

招待状には、挨拶文・日時・場所・アクセスを記載します。
それに加え、ドレスコードや暑さ対策の注意書きもしておくと親切です。

3.印刷・発送の用意

招待状のデザインが完成したら、印刷と発送の用意をおこまいます。
あて名は手書きがおすすめですが、ゲストが大人数の場合は業者に依頼しても問題ありません。
招待状の印刷準備は、発送の1~2カ月前には済ませておきましょう。

4.発送

発送の用意ができたら、結婚式の2~3カ月前を目安に発送しましょう。

結婚式の招待状を発送する際の注意点

結婚式の招待状を発送する際のマナーを押さえておかないと、相手に失礼になってしまう可能性があるため気をつけましょう。

相手に事前連絡をする

結婚式の招待状をいきなり送付してしまっては、相手は困惑してしまいます。
そのため、事前に招待状を送付しても良いか確認を取りましょう。
この時点である程度来場できない方の把握ができるため、招待状が無駄になりにくいです。

消印が大安の日になるようにする

結婚式もそうですが、招待状の期日の縁起を気にする方もいます。
そのため、結婚式の招待状の消印は大安の日に設定しましょう。
できればポストに投函するよりも、郵便局の窓口に持っていき「大安」の消印を押してもらった方が安心です。

近年増えてきているWeb招待状について

結婚式の招待状は紙ベースだけではなく、Web招待状というかたちでも作られます。
Web招待状のメリットとデメリットは、次のとおりです。

【メリット】
✅ 簡単に作れる
✅ゲストの返信コストが小さい
✅出欠管理がしやすい

【デメリット】
✅ 手元に形として残らない
✅マナー的に年配の方には不向き
✅ネット環境が整っていない相手には送れない

〈関連記事〉
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まとめ

結婚式の招待状の送付は、結婚式の2~3カ月前におこなうのがベストです。
送付相手の中には目上の方もいるため、マナーへの配慮も大切です。
招待状の用意で慌てないよう、計画的に準備を進めていきましょう。

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〈筆者のプロフィール〉

ワンエイトプランニング
代表:Masa(マサ)
【経歴】
高校卒業後アメリカへ語学留学(今も日常英会話程度はOK!)
帰国後神戸でホテルマンとして勤務
映画会社などの経験を得て
ブライダル写真会社へ就職
マネージャー就任
フォトグラファーとして撮影を始める
2013年フリーランスとして独立開業
フォトグラファー兼ウェディングプランナーとしてこれまで500組以上の結婚式撮影と200組以上のプロデュースを担当
Masa(マサ)の詳しいプロフィールはこちら>

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