奈良で神社挙式を検討する中で候補に入るのが、我が国最古の神社「大神神社」(おおみわじんじゃ)という方も多いのではないでしょうか?
パワースポットとしても参拝客が集まる大神神社では結婚式を挙げることができます。
大神神社での神前結婚式についてご紹介させて頂きます。
大神神社とは、奈良県桜井市にある日本最古の神社で、「おおみわ」と読みます。最寄り駅はJR三輪駅で読み方は同じ「みわ」ですが、この土地は三輪そうめんで有名です。
拝殿は江戸時代の豪壮ごうそうな社殿建築として、三ツ鳥居みつとりいと共に国の重要文化財に指定されています。
当社の創祀そうしに関わる伝承が『古事記』や『日本書紀』の神話に記されています。『古事記』によれば、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、国造りを成就させる為に「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と三輪山に祀まつられることを望んだとあります。
また、『日本書記』でも同様の伝承が語られ、二神の問答で大物主大神は大国主神の「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)」であると名乗られたとあります。
そして『古事記』同様に三輪山に鎮まることを望まれました。
この伝承では大物主大神は大国主神の別の御魂みたまとして顕現けんげんされ、三輪山に鎮しずまられたということです。
この様に記紀ききの神話に創祀そうしの伝承が明瞭に記されていることは貴重なことで、当社が神代に始まった古社中の古社と認識されており、ご祭神さいじんの神格が如何に高かったかを物語っていると言えます。
そして、ご祭神さいじんがお山に鎮しずまるために、当社は古来本殿を設けずに直接に三輪山に祈りを捧げるという、神社の社殿が成立する以前の原初げんしょの神祀りの様を今に伝えており、その祭祀さいしの姿ゆえに我が国最古の神社と呼ばれています。
「大神」と書いて「おおみわ」と読むように、古くから神様の中の大神様として尊ばれ、第十代崇神すじん天皇の時代には国造り神、国家の守護神として篤あつく祀まつられました。
平安時代に至っても大神祭(おおみわのまつり)、鎮花祭(はなしずめのまつり)、三枝祭(さいくさのまつり)が朝廷のお祭りとして絶えることなく斎行され、神階は貞観じょうがん元年(859)に最高位の正一位しょういちいとなりました。
延喜式えんぎしきの社格は官幣大社かんぺいたいしゃで、のちに大和国一之宮やまとのくにいちのみやとなり、二十二社の一社にも列なるなど最高の待遇に預かりました。
中世には神宮寺じんぐうじであった大御輪寺だいごりんじ や平等寺を中心に三輪流神道が広まり、 広く全国に普及し人々に強い影響を及ぼしました。
近世に入ると幕府により社領が安堵あんどされて三輪山は格別の保護を受け、明治時代にはその由緒によって官幣大社かんぺいたいしゃとなりました。
現在も国造りの神様、生活全般の守護神として全国からの参拝があり、信仰厚い人々に支えられて社頭は賑わっています。(大神神社HPより)
三輪の大神さまは、縁結び・福寿の神さまとして夫婦和合、家内安全をはじめ、世の中の幸福を増進する生活全般の守り神です。
三輪の大神さまのご神前で夫婦の契りを結ぶ「神前結婚式」は、厳粛な雰囲気漂う儀式殿において執り行われ、雅な音色に合わせて2人の巫女による神楽「浦安の舞」が奉奏し、お2人の新しい門出をお祝い申しあげます。(大神神社HPより)
斎主のお祓いを受けて心身を清めます。
斎主から三輪の大神様へ、新郎新婦の結婚の報告を行い幸せが永遠に続くように祈ります。
三三九度のことで、大・中・小の3つの盃を使い、新郎新婦が交互にお神酒を飲む儀式。 1回の盃ごとに3口で飲み干します。
ちなみにお酒が苦手な方は、飲んでいるフリで大丈夫です。
ドレスを着て行うウェディングと同じく結婚指輪の交換をします。 神前式でも最近では行うことが一般的になってきました。
ご神前において、楽人の演奏に合わせて巫女が神楽「浦安の舞」を奉奏します。
新郎または新郎新婦が結婚の誓いを読み上げます。
榊(さかき)の枝に紙垂(しで)を付けた玉串を神様に捧げます。
斎主が新郎新婦、両家ご家族やご親族に向けて結婚の儀が滞りなく終了したことを申されます。
ご両家の契り・絆を結び固め、ますますのご繁栄を祈り、ご参列の皆様で御神酒を召し上がっていただきます。
結婚式に必要な挙式料のことを初穂料(はつほりょう)といいます。
大神神社で結婚式を挙げるには初穂料は15万円を神社にお納めください。
大神神社のキャンセル料は以下の通りです。 ・挙式日から30日前までのキャンセル ▶結婚式料の全額を返金いたします。
・29日前から8日前までのキャンセル ▶結婚式料の半額をお納めいただきます。
・7日前から前日前までのキャンセル ▶結婚式料の8割をお納めいただきます。
・挙式当日のキャンセル ▶結婚式料の全額をお納めいただきます。
✅写真撮影や衣裳レンタル・ヘアメイクの出張着付けは「神社婚+」が承ります。
① 仮予約※有効期限は申込日より15日間。(期日を過ぎた場合、予約は取り消しとなります。)ご来社あるいはお電話にて、ご希望日時を伺います。
(祭典など神社行事の都合上、お受け出来ない場合がございます。)→お申込者の「住所」「氏名」「連絡先」などもお教えください。
② 本申込み仮予約日より15日以内にご来社いただき、初穂料をお納めの上、お申込ください。申込用紙に、新郎新婦の住所・氏名など必要事項をご記入いただきます。
(※判子をご持参ください)※①・②の順で手続きをしていただきます。
③写真撮影・衣裳レンタル・ヘアメイク・披露宴や会食の手配が必要な場合は、「神社婚+」にご相談ください!
大神神社では以下の挙式時間を選ぶことができ、挙式の時間によって美粧室と控室が異なります。
・式時間によって、ご利用頂ける施設(美粧室・控室)が異なります。 ・挙式時間の2時間前よりご利用いただけます。 ・挙式後ご使用いただけるのは、原則として挙式開始時刻の2時間後までとなります。 (披露宴会場使用の場合を除く) ・客殿の場合、新郎新婦で1部屋ご用意いたします。三輪山会館の場合、新郎は「鶴の間」、新婦は「亀の間」を共用にてご利用ください
・挙式時間の45分前よりご利用いただけます。 ・式の流れ等を神職が説明にうかがいますので、挙式時間の40分前には控室へご参集ください。 ・ご両家それぞれに1部屋ずつご用意いたします。
神社婚+では披露宴や会食までのトータルプロデュースも専属ウェディングプランナーが行っております。
神社での結婚式に不安を感じている場合は、まずはご相談頂くことをおすすめします。
奈良の大神神社は、日本最古の神社であり結婚式にもオススメの神社です。
神社での結婚式は、これからの人生においてお子様のお宮参り・七五三や初詣などでも参拝に訪れることができます。素晴らしいご縁が大神神社でありますように☆
〈筆者のプロフィール〉
ワンエイトプランニング 代表:Masa(マサ) 【経歴】 高校卒業後アメリカへ語学留学(今も日常英会話程度はOK!) 帰国後神戸でホテルマンとして勤務 映画会社などの経験を得て ブライダル写真会社へ就職 マネージャー就任 フォトグラファーとして撮影を始める 2013年フリーランスとして独立開業 フォトグラファー兼ウェディングプランナーとしてこれまで500組以上の結婚式撮影と200組以上のプロデュースを担当 Masa(マサ)の詳しいプロフィールはこちら>
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