2022.05.09

挙式のみの結婚式とは?内容や費用、流れなどについて解説

結婚式といえば、披露宴まで大々的におこなうイメージを持たれるかもしれません。
しかし近年では、結婚式の在り方に対するニーズが多様化してきており、その中でも挙式のみの結婚式が注目されています。

挙式のみの結婚式とは、通常の結婚式とどのように異なるのでしょうか?
また、かかる費用や流れはどのようになっているのでしょうか?
今回の記事では、これらの疑問などについてお答えします。

挙式のみの結婚式とは披露宴と食事会なしの結婚式のこと

挙式のみの結婚式では、基本的に披露宴と食事会をおこなわず、小規模でおこなわれます。
何らかの事情で披露宴をおこなえないが、挙式は諦めたくないという場合にも、このような選択肢があります。

挙式のみの結婚式は、気心の知れた方々のみを集めて、アットホームな雰囲気で結婚を祝ってもらえることが魅力です。
場所は教会やチャペル、神社などが選ばれ、所要時間は30分程度です。

ただし、挙式からの流れで食事会までおこなうケースもあります。
実際にゼクシィによる調査では、挙式のみの結婚式を選択したカップルのうち、69.1%が食事会を実施したそうです。

挙式のみの結婚式を選ぶ理由

挙式のみの結婚式は、一定のカップルからのニーズがあります。
では、どのような理由で挙式のみの結婚式が選ばれるのでしょうか。

小さな規模で結婚式をおこないたい

人は誰しもがたくさんの人から注目されたいわけではありません。
また、中には結婚式に高額な予算をかけることが難しいカップルもいます。
このような場合に選ばれるのが、挙式のみの結婚式です。

挙式のみの結婚式であれば、ゲストを親族や本当に親しい友人のみに絞れますし、費用も安く済みます。
価値観が多様化している現代では、結婚式の形式に対するニーズもまた多様化しており、このように挙式のみをおこなう結婚式が選ばれることがあるのです。

新婦に負担をかけたくない

カップルの中には、新婦が妊娠中だったり、何らかの事情で身体に負担をかけられなかったりする方々もいます。
しかし挙式のみの結婚式であれば、準備や挙式当日の負担が少ないため、新婦に負担をかけられないケースで選ばれることがあります。

費用を抑えたい

挙式から披露宴までおこなうとなると、平均300万~400万円程度の決して安くない費用がかかります。
そのため新婚旅行に費用を回したかったり、新生活のための節約したかったりで、結婚式にかける費用を抑えたい場合におすすめです。

挙式のみの結婚式の費用相場

挙式のみの結婚式にかかる費用の相場は、10万円未満~50万円程度です。
予算は招待するゲストの数や、どのような衣裳を選ぶかなどによって異なります。
特に神前式の場合は、衣裳によって費用が大きく変わってきます。

もし会食もおこなう場合は、別途費用が必要です。
最近の結婚式場では、挙式費用と会食がセットになったプランもあります。

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挙式のみの結婚式の流れ

挙式のみの結婚式の流れは、基本的に通常の結婚式と違いはありません。
ヘアメイクや着付けなどの準備が終わったら、記念写真の撮影をおこないます、
その後、親族紹介や挙式リハーサルをおこない、式本番です。

式本番では、キリスト教式や神前式、または人前式などによって内容は異なりますので細かい内容は事前に確認しましょう。
挙式後はそのまま解散しても良いですし、食事会を開くのもありです。

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挙式のみの結婚式は友人を招待しても良い

挙式のみの結婚式でも、友人を招待して問題ありません。
招待できる人数は限られるため、本当に親しい方のみを呼ぶことになるでしょう。
ただしそれゆえに、変な気遣いが要らず、心地良い時間を過ごせそうです。

友人を結婚式に招待する際は、あらかじめ挙式のみであることを伝えましょう。
また、招待する友人にはお礼としてプチギフトを渡したり、後日カジュアルなレストランで食事をご馳走したりするのがおすすめです。

神社結婚式の場合には親族のみで、友人を招待できない場合もあります。詳しくは下記の記事で紹介しています。

▶神社結婚式の流れとポイントとは?準備や挙式前後のスケジュールも紹介します

挙式のみの結婚式のご祝儀は貰っても辞退しても良い

挙式のみの結婚式の場合は、ご祝儀は辞退するケースが多いです。
しかし、相手の好意を受け取るという意味でご祝儀を貰っても問題ありません。
無理にお断りすることは、かえって失礼になってしまいます。

ご祝儀を貰った際のお礼の仕方

もしご祝儀を貰う場合は、挙式から1週間以内を目安に内祝いでお返しましょう。
お返しの金額は、いただいたご祝儀の3分の1~半額程度がおすすめです。

ご祝儀の辞退の仕方

もしご祝儀を辞退する場合は、事前に招待状に記載したり、直接相手に伝えておいたりしましょう。
そうすることで、ゲストもご祝儀をどうするか悩まなくて済みます。

まとめ

華やかな披露宴までおこなうのだけが結婚式ではありません。
世間のニーズの数だけ、結婚式の在り方も多様化してきています。
さまざまな事情を踏まえて、本当に納得できるような結婚式を挙げてみてください。

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〈筆者のプロフィール〉

ワンエイトプランニング
代表:Masa(マサ)
【経歴】
高校卒業後アメリカへ語学留学(今も日常英会話程度はOK!)
帰国後神戸でホテルマンとして勤務
映画会社などの経験を得て
ブライダル写真会社へ就職
マネージャー就任
フォトグラファーとして撮影を始める
2013年フリーランスとして独立開業
フォトグラファー兼ウェディングプランナーとしてこれまで500組以上の結婚式撮影と200組以上のプロデュースを担当
Masa(マサ)の詳しいプロフィールはこちら>

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