ハワイでの結婚式といえば「輝く太陽のもとで行われる」というのが一般的なイメージかもしれません。
しかしハワイでも雨は降ります。
そのため「ハワイ挙式やフォトウェディングの当日が雨だったらどうしたらいいんだろう」と心配しているカップルも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では「ハワイでの雨の降り方の特徴」「事前にできる雨対策」「ハワイでの雨についてのイメージ」などについて紹介します。
記事を最後まで読んでいただければ「雨の結婚式も悪くない」と思っていただけるかもしれません。
ハワイには雨季と乾季があります。「雨季と乾季の時期」や「雨の降り方の特徴」についてお伝えします。
ハワイの雨季と乾季は、一般的に以下のように分かれています。
・✅雨季:11~4月ごろ ・✅乾季:5~10月ごろ
雨季が冬、乾季が夏にあたります。
ただ雨季でも日本に比べると雨は少なく、空気は比較的カラッとしていて気温も安定しています。
またもちろん乾季でも雨が降ることはあります。
ハワイでは、雨季であっても「日本の梅雨のように1日中雨が降り続く」というケースは多くありません。
一時的に「にわか雨」「通り雨」が降ると考えていただけばいいでしょう。
例えば「午前中にザッと降り、午後からはカラッと晴れる」というような降り方ですね。
ものの数十分で止んでしまうこともよくあります。
日本の結婚式ですと、当日が雨だと新郎新婦はがっかりしてしまうことでしょう。
挨拶でも「本日はお足元の悪い中、私たちの結婚式にお越しいただき…」と述べる方が多いですね。
ただハワイでは雨に対しての考え方が違います。詳しく紹介します。
ハワイの人にとって雨は「神の恵み」であり、縁起の良いものと考えられています。
「No rain, No rainbow(雨が降らなければ、虹はかからない)」ということわざがあるほどです。
またハワイ州の愛称は「Rainbow State(虹の州)」といいます。
ハワイでは「雨は縁起が良い」と考えられていますから、結婚式当日に雨が降るのも縁起が良いこととされます。
「結婚式の雨は神様からの祝福」と言われているのです。
また「雨上がりに虹がかかったら祝福の光」とも言われます。
海外挙式ならではの「文化の違い」ですね。こう考えると「雨の日の結婚式も悪くない」と思えるのではないでしょうか。
ハワイでは雨は縁起が良いといっても、「自分たちが良くても、ゲストが雨に濡れてしまうのは申し訳ない」と考える新郎新婦もいらっしゃるかもしれません。
その場合は以下のような対策をとってみてください。
雨に備えておきたいなら、雨の影響を受けにくい挙式会場を選ぶのがおすすめです。
具体的には「雨天でも問題なく挙式できるチャーチやチャペル」「屋根つきのガーデンウェディング会場」などですね。
雨の場合は屋外でのフラワーシャワーなどができなくなる可能性はありますが、屋根があれば挙式は可能です。
会場を選ぶ際にプランナーに「雨だったらどうしようと不安なのですが、雨天でも問題なく挙式できる会場はありますか?」と相談しましょう。
もちろんワンエイトプランニングでも、新郎新婦の希望に沿った会場を紹介させていただきます。 ▶ワンエイトプランニングのハワイ挙式会場一覧
雨に濡れてしまったゲストが髪などを乾かせるように、タオルやドライヤーを用意しておくのもひとつの方法です。濡れてしまったゲストは喜ぶでしょうし、新郎新婦からの気遣いも感じられるはずです。
ただタオルやドライヤーを置けるかどうかは会場により異なります。事前にプランナーに相談しておきましょう。
「挙式はチャーチで濡れずにできたけれど、ビーチやダウンタウンなど屋外で行うウェディングフォト撮影の当日が雨」というケースも考えられます。
ウェディングフォト撮影日が雨だった場合の対応とアイデアを紹介します。
撮影日が雨の場合、フォトグラファーなどが天候を見つつ撮影が続行できるかどうか判断します。
ハワイでは雨がすぐに止むことも多いので、時間をおいてウェディングフォト撮影を再開するケースもあるでしょう。
屋外撮影が難しい場合は、チャーチ・チャペル・ホテルなどの室内に移動して撮影することも。
例えばリゾートホテル内であれば、ロビーなどの室内でも十分ハワイらしい雰囲気の写真に仕上がるはずです。
また撮影日が変更できるオプションプランを用意しているプランニング会社もあります。
ただ撮影日変更があってもなくても、事前にオプション料金を支払う必要があるのがデメリットです。
ウェディングフォト撮影の時間変更やロケーションの変更が難しい場合には、「雨ならではのウェディングフォトを楽しむ」のもおすすめ。例えば以下のようなアイデアがあります。
・✅雨上がりの虹をバックにした写真を狙う ・✅ドレス+レインブーツのコーディネートで写真を撮る ・✅新郎新婦が1つの傘に入って写真を撮る
ただ雨天時の撮影では、ドレスやタキシードが雨や砂等で汚れてしまうことも考えられるため、レンタル衣裳では難しい場合もあります。
「雨天時に可能な撮影」「雨天時の撮影でドレスが汚れた場合の追加料金」などについて、プランナーやフォトグラファーに事前相談しておきましょう。
雨季でも乾季でも、ハワイでの結婚式やウェディングフォト撮影の当日に雨が降ってしまう可能性はあります。
雨が1日中降り続くことは珍しいものの、自然現象ですので当日にならないとわからない部分です。
ただもし結婚式当日が雨でも、屋内の挙式会場や屋根つきの会場を選べば問題なく挙式できます。
またウェディングフォト撮影の当日に雨が降ってしまった場合は、「雨ならでは」の小物を使って撮影を楽しんでみるのもひとつの方法です。
ハワイでは「結婚式の雨は神様からの祝福」ですので、雨にがっかりせず、ぜひポジティブに捉えてみてくださいね。ポジティブに考えられれば、雨でも素敵な結婚式になるはずです。
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〈筆者のプロフィール〉
ワンエイトプランニング 代表:Masa(マサ) 【経歴】 高校卒業後アメリカへ語学留学(今も日常英会話程度はOK!) 帰国後神戸でホテルマンとして勤務 映画会社などの経験を得て ブライダル写真会社へ就職 マネージャー就任 フォトグラファーとして撮影を始める 2013年フリーランスとして独立開業 フォトグラファー兼ウェディングプランナーとしてこれまで500組以上の結婚式撮影と200組以上のプロデュースを担当 Masa(マサ)の詳しいプロフィールはこちら>
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